霊園でのお参りのマナー

霊園でのお参りのマナー

霊園でのお参りのマナー 霊園でのマナーは、その地域や風習によって様々です。そのため一概に言うことはできませんが、一般的な常識やマナーはしっかりと身につけておきたいところです。まず第一にあげられることのひとつに、服装について気をつけるようにしましょう。お墓参りをする際には普段着を着用するにしても、黒やグレーなどの落ち着いた色味を選ぶのが通常です。

しかし納骨などで利用する際には喪服や礼服を着用するのが一般的です。基本的には日常的なお参り程度であれば、特に服装の決まりが設けてあるわけではありませんが、霊園は神聖な場所にあたります。霊園にはほかにも参りに来る人もいるので、その人たちのことを考えた時にも、TPOに合わせた服装でお参りするのがよいといえます。
そしてお参りに行く時間や時期は、これについても指定されているわけではありません。午前中や昼過ぎから夕方にかけてお参りに行くことが多く、どの地域でもこの時間帯にお参りする人が多く見られます。

霊園の中には夜間でもお参りできる所がある

霊園の中には夜間でもお参りできる所がある 霊園には夜間にもお参りに行ける所があります。霊園はお墓が並んでいる場所ですが、管理している会社やお寺などによって夜中には門を閉めてしまう所もあれば、門扉のようなものはなくいつでも入れる所もあるという風にそれぞれ開いている時間が違います。そこで、仕事が忙しくて昼間にお参りをすることが難しい人は、夜中でもお参りができる霊園を選ぶと便利です。

夜に入場できる墓地の中には、夜間照明を付けていて足元が危なくならないようにしている所が見つかります。夜でも照明に照らされている墓地なら、お墓の掃除がしやすいですし、夜にしか自由な時間が取れない人にも利用しやすいというメリットがあります。その他に、近年では納骨堂などの形式になっている屋内にある霊園をご先祖様をおまつりする場所として選ぶ人も増えています。屋内型の墓地にも夜にお参りができるシステムになっている所があるため、昼間にお墓参りに行きにくい人はお墓を選ぶ時に、夜に開いているかどうかを基準にして選ぶと良いでしょう。